IAEA・国際原子力機関は18日、ウィーンの本部でコミュニケを発表し、今月25日に作業チームを朝鮮へ派遣し、寧辺にある核施設の運転停止の査察を巡って朝鮮側と話し合うことを明らかにしました。
コミュニケの中では、「IAEAは16日に、朝鮮原子力総局のリ・ジェソン局長によるエルバラダイ事務局長宛ての書簡を受け取った。リジェソン氏が書簡の中で、『マカオの銀行に凍結された朝鮮資金の移転が終了段階に入ったことを認め、IAEAの代表団をピョンヤンへ招き、寧辺にある核施設の運転停止に対する査察と監督の手続きを巡って話し合うことにした』と述べた。エルバラダイ事務局長は18日、『IAEAのハイノネン事務次長が率いる作業グループは25日にピョンヤンに向かい、朝鮮側と査察の手続きなどについて話し合う』と返事した」と述べています。
また、報道によりますと、アメリカのライス国務長官は18日、ワシントンで談話を発表し、朝鮮がIAEAの作業チームを招き、寧辺の核施設を巡って話し合うことに歓迎の意を示した上で、「朝鮮は、6ヶ国協議で約束した共同文書に基づいて自分なりの義務を履行することを期待している」との立場を表明しました。(翻訳:姜平)
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