IAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長は、11日ウィーンを離れ、朝鮮に向かいました。
これに先立って、エルバラダイ事務局長は、マスコミに対し、「訪問期間中は、朝鮮での査察再開の条件作りに向けて、新しい枠組みについて朝鮮側と検討するつもりだ。今回の訪問は、朝鮮半島の非核化を推進する上で前向きな役割を果たすよう希望する。これは、長い道のりの第一歩だ」と述べました。
朝鮮半島の核問題をめぐる第5回6カ国協議第3段階会議で調印された合意文書によると、朝鮮は、非核化を最終目標とする「初期段階の措置」を認めた上で、IAEAの高官を朝鮮に招くことになっています。(翻訳:ミン亦氷)
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