中国衛生省の王隴徳次官は、「今年4月まで、中国大陸で確認されたエイズウイルス感染者数は20万3千人に達した。そのうちエイズ患者は52000人いる」と述べました。
これは王隴徳衛生次官が18日北京で開かれた中国大学生エイズ予防教育活動の開始式で述べたものです。この活動の目的は大學生にエイズ予防の知識を普及し、健康的な生活方式を身につけてもらうことにあります。
王隴徳衛生次官は、「全般的に見れば、中国では、エイズ感染率は低いものの、感染が広がりつつあり、特に特定の人々や限られた場所での感染率が高い。若者はエイズ予防で重点とする年代の一つだ。去年確認された感染者のうち、約80%は20歳から39歳までの若者だった」と述べました。(翻訳:董燕華)
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