ここ数日、人民元の対米ドルレートの基準値は下落傾向にあり、11日には1ドル=7.6785元まで下落しました。5月21日に人民元の対米ドルレート変動幅を調整して以来初めての大幅な動きとなりました。
中国銀行の専門家は、今回の人民元安はさまざまな要素の総合的な影響によるものだと見ており、「今年に入って以来、人民元レートは速いペースでの上昇傾向を保ってきたが、一方的な上昇に、市場からブレーキがかかったといえる。今回の下落は正常な反応で、人民元レートの双方向の変動を表すものだ。また、為替レートと株式市場は関連性が高いため、最近の国内株式市場の変動も為替レートに一定の影響を与えている。このほか、海外市場でのドル高も一因となっている」と語りました。(06/12 新華ネットより)
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