中国人民銀行(中央銀行)が13日発表した4月の金融運営データによると、現在、国内住民の人民元建て預金の増加率が鈍化し続けている。同月の各種人民元建て預金の増加額は4440億元で、前年同月より133億元減少した。住民の人民元建て預金残高は1674億元減少し、前年同月を2280億元下回った。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
同行がこのほど発表した第1四半期(1ー3月)の通貨政策報告でも、同期には金融機関における住民の預金の伸びの鈍化が目立ち、特に普通預金でこの傾向が顕著であることが指摘された。これと同時に、消費者ローンの増加が目立つ。
同データによると、4月に金融機関の人民元建て貸付金は4220億元増加し、前年同月を1058億元上回った。分野別にみると、住民の人民元建て貸付金は同630億元増加の1236億元増加した。(編集KS)「人民網日本語版」より
|