中国の中央銀行である中国人民銀行が18日、外国為替市場での人民元の対ドル為替レートの1日の許容変動幅を上下0.3%から0.5%に拡大すると発表したことを受けて、21日の人民元の対ドル為替相場の中間値は史上最高の1ドル=7.6652元になりました。
中国人民銀行による対ドルの許容変動幅の今度の拡大は、2005年に人民元為替レートの改革を行って以来また一つの重要な措置であり、これは1994年以来、対ドル為替変動幅に対する初に調整です。
関係筋はは、「中央銀行のこの措置の実施は人民元の為替レート変動幅の拡大にプラスとなり、市場の変化に適応しやすくなる」と評価しています。
人民銀行の関係責任者は、「この措置実施は人民元為替レートにより大きな弾力性を持たし、外為市場の発展を促進し、マクロ経済の柔軟的な運行にとってはプラスとなる」と述べました。(翻訳:玉華)
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