中国全国人民代表大会の呉邦国委員長はこのほど、北京で行われた香港特別行政区基本法の実施10週年を記念する懇談会で、基本法が規定した中央政府と特別行政区の関係を再び強調しました。これに対し、香港の一部の著名人は、現実的な意義があると見ています。
全人代常務委員会の委員でもある香港のゴ-ルドライオングループの曾憲梓代表取締役は、「呉邦国委員長の談話は、香港市民が正確に基本法を理解することに役立つものであり、香港特別行政区が基本法を全面的に実施することにもプラスとなる」としています。
香港特別行政区全人代代表でもある香港教育従業者連合会の楊耀忠会長は、「呉邦国委員長が談話の中で、基本法が規定した中央政府と特別行政区の関係を再び強調した。これは、非常に現実的な意義があり、『一国二制度』という政策と基本法の今後の実施にとっても、重要な意義を持っている」と述べました。
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