韓国と朝鮮との第21回閣僚級会談の第一回会合が30日、ソウルで開かれ、韓国のイ・ジェジョン(李在禎)統一相と朝鮮のクォン・ホウン(権浩雄)内閣参事が、それぞれ代表団を率いてこれに参加しました。
席上、韓国側は、「朝鮮半島の非核化を実現させ、信頼できる南北の軍事関係を確立することは、朝鮮半島の平和を構築する基盤である。韓国側は、朝鮮が6カ国協議で達成した合意文書を一日も早く履行するよう希望する。朝鮮のケソン(開城)工業団地はすでに、南北の経済協力ではモデルとなっており、この工業団地の発展をより良く支援するため、通行、通関と通信などの問題を解決しなければならない」と強調しました。
これに対して朝鮮側は、「民族和解問題の解決では、外部勢力からの干渉を排除しなければならない。韓国側が、韓米軍事演習や『国家安保法』などの双方の関係に損害を与えうる問題に対して必要な措置を取るよう朝鮮側は希望する」と述べました。(翻訳:玉華)
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