朝鮮と韓国の第20回閣僚級会談は28日、朝鮮のピョンヤン(平壌)で開かれました。双方の代表は会談の中で、朝韓関係の正常化を一日も早く回復するよう努力することで一致しています。
朝鮮代表団の団長を務める権浩雄(クォン・ホウン)内閣責任参事は、「過去7ヶ月間、朝韓関係の中断状態は正常ではない。朝韓関係の正常化を一日も早く実現するために、双方は『民族優先、民族を重視する』原則を堅持して、対話と協議によって問題を解決し、各分野での協力を積極的に推し進め、人道主義協力を促し、中断されたすべての協力プロジェクトを再開すべきだ」と語りました。
これに対し、韓国代表団の首席代表、イ・ジェジョン(李在禎)統一相は、「年内に韓朝鉄道を開通させ、離散家族の再会やテレビ電話による会談を促して、金剛山(クムガンサン)地区に離散家族の再会場所を設けるべきだ」と述べた後、このほど開かれた朝鮮半島の核問題をめぐる第5回六ヶ国協議で合意した共同文書を高く評価し、この文書の早期実施を期待するとの考えを示しました。(03/01 翻訳者:劉叡琳)
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