北京市文物局はこのほど、「オリンピック大会期間中に国の内外からの観光客の便宜を図るため、北京市は来年、市内の文化財や古代建築の大規模な改修を行なわない」と述べました。
北京市文物局の舒小峰局長はこの中で、「北京市内の中長期の文化財保護計画はほぼ出来上がっており、今後5年間の間に、6億元を投資して文化財や古代建築の改修プロジェクトを行う。しかし、来年はオリンピック大会に当たることから、市内の大規模な改修工事は行なわない」と述べました。
舒小峰局長はまた、「計画にもとづき、オリンピック期間中には、これらの文化財や古代建築を訪れる観光客数の上限を公表するとともに、安全対策を制定し、毎日訪れる観光客の数をコントロールする。人数が多すぎる時には、制限措置を取る。また、オリンピック大会開催までに、中国語と英語の二カ国語で書かれた標識を実現させる」と述べました。(翻訳:玉華)
|