中国工程アカデミーの李沢椿会員は、このほど、「オリンピック開催期間の天気予報は、『降雨確率』などのような曖昧な言葉を使ってはならず、『雨が降る、または降らない』とはっきり表現するべきだ」と指摘しました。
北京の夏は湿気が多く、蒸し暑くなり、特に8月は雨の多いのですが、ここ数年は雨が少なかったことから、雨を少なくする措置を取ったことがありませんでした。これについて李沢椿会員は、「オリンピックの重要競技期間中に雨を少なくするのは非常に難しいので、関係部門は、事前の準備作業に力を入れなくてはならない。つまり普段の向う24時間内の天気予報とはことなり、オリンピック期間の天気予報は、向こう3日間の天気を予告した上で、3時間ごとに細かい予報を出すべきだ。それには、風力や湿度なども含まれる」と述べました。
北京オリンピック期間中の天気予報での最大課題は雨の予報ですが、これについて、李会員は「オリンピック期間中は、かならず、降るか降らないかをはっきりさせ、降る場合は何時何分に、どの競技場に降るのかをはっきり予報すべきだ」と強調しました。
(翻訳 朱丹陽)
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