大学生が大学に進学した一番の理由は、「自分に合った良い仕事を探す」ことだという。西南大学が重慶市内7大学で実施した調査では、調査対象者3000人中、30.5%がこの理由を選んだ。中国青年報が伝えた。
今回の調査は、西南大学の「再考:私達が大学に行く理由」をテーマとする活動の一環として実施された。調査によると、大学進学を決めた最大の理由として、4割余りの大学生が、現実的な利益と自分にとっての実益目標を挙げた。なかでも4.5%の直接的な目標は「マイカーとマイホームを持つ現代ホワイトカラー生活」を得ることで、2.5%は「大きな権力と社会的地位」を得ること、6.5%が「より豊かな生きがいと成長」を得ることだった。
一方で、調査対象者の5割以上が、家庭、社会、国家、民族の利益を挙げている。このうち、「国家富強と民族復興」を一番の理由としたものが29.5%、「文化の伝承と科学研究事業への貢献」12%、「家庭の運命を好転させ、両親に幸せな生活を送ってもらう」が12.5%だった。(編集KM)
「人民網日本語版」
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