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アメリカの新聞「USAトゥディ」が9日発表した最新の世論調査によりますと、58%のアメリカ国民はイラク戦争が誤りだと見ています。これは2003年3月にアメリカがイラク戦争を起こした時の比率より35ポイントの増加です。
調査は「USAトゥディ」と世論調査のギャラップ社が4日から6日まで行ったものです。それによりますと、22%がブッシュ政権が提出したイラク出兵がアメリカに対する新たなテロ襲撃を防止できると見ていますが、58%の回答者はそうだと見ていません。また17%がイラクでの軍隊駐留によりアメリカがさらにテロ襲撃を受けやすくなると見ています。
またイラク駐留軍の撤退について、59%がアメリカ議会が撤退スケジュールを設定することを支持しています。
イラク戦争が始まって以来、すでに3300人余りのアメリカ軍兵士が戦死しました。民主党が主導するアメリカ議会は先月、イラク撤退のスケジュールを含む暫定戦費法案を採択し、ブッシュ政権に対しアメリカ軍を撤退するよう要求しています。しかし、ブッシュ大統領はこの法案を否決しました。(翻訳:玉華)
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