中国人民銀行(中央銀行)副行長(副頭取)を兼務する国家外国為替管理局の胡暁煉局長は、このほど開催された全国外国為替管理工作会議において、「2007年は外貨準備の経営管理を強化し、有効なリスク予防策を講じ、外貨準備の利用ルート・方法を積極的に模索、開拓していく必要がある」と語った。
胡局長が示した2007年の具体的措置は以下の通り。
(1)企業・個人の外貨保有および外貨使用制限を、今後も秩序立てて緩和する。
(2)機関および個人による海外金融投資の金額や種類などの制限を少しずつ緩和し、海外金融投資拡大に向け尽力する。
(3)海外直接投資における外貨管理をさらに改善し、今後も、実力・信用・競争力を備えた各種所有制度企業の「走出去」(海外進出)を大々的に支援する。
(4)海外短期資本の流動、特に投機的資本に対する効果的な監視抑制体制を強化する。(編集KM)
「人民網日本語版」2007年1月22日
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