リビアの首都トリポリで開かれたスーダンのダルフール問題をめぐる関係国閣僚級会議は29日、コミュニケを発表し、ダルフール地区に国連とアフリカ連合の共同平和維持部隊を配備するという去年11月に合意した「アナン三段階派遣計画案」を支持すると表明しました。
スーダンや、国連安保理の五つの常任理事国、アフリカ連合、EU、アラブ諸国連盟及びこの地区に関わる一部の国の代表が会議に出席しました。二日間にわたる会議期間中、参加者たちは、ダルフール問題に強い関心を持っていることを示すと共に、各派が停戦協定を守り、敵対行動を停止し、人道主義支援者やアフリカ連合平和維持スタッフへの攻撃を停止するよう呼びかけました。
中国の代表は会議で、「中国側は問題解決の良好な情勢を保ち、平和維持活動及びダルフール地区の政治プロセスを推進するよう期待している」と語りました。(翻訳:周莉)
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