国連のパン・ギムン事務総長は26日、「スーダンのダルフール問題の解決には、制裁ではなく、更に多くの外交努力が必要だ」と述べました。
パン・ギムン事務総長は国連本部で、記者のインタビューを受けた際、「ダルフール問題は、国連と国際社会に注目されている。さらに多くの外交努力によってこそ、好転の気配を見せた交渉により大きな成果を上げさせられる」と述べました。
パン・ギムン事務総長はまた、「現在、国連はダルフール平和維持部隊の第2段階の配置を進めている。第3段階の配置、即ちダルフール地域に国連とアフリカ連合(AU)による2万人の平和維持部隊を配置することについては、スーダン政府を説得しているところだ」と強調しました。(翻訳:玉華)
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