日本を訪問している中国の温家宝首相は12日午前、日本の国会で『友誼と協力のために』と題した演説を行いました。これは中国の指導者22年ぶりの国会演説となります。
温家宝首相は演説の中で、「中日両国はアジアと世界にとって重要な国で、中日関係はこの地域ばかりでなく、世界にも重要な影響を与える。中日両国は交流と協力を強め、北東アジアの平和と安定をともに維持し、東アジア地域の協力プロセスを推し進め、アジアの発展に取り組むよう」と語りました。
温首相はさらに、「新しい歴史条件のもとで、中日両国の共同利益が日増しに増えているし、両国は共に対応しなければならない重大な課題に直面している。中日関係の美しい未来を切り開くことは両国の政府と人民の努力次第だ」と語りました。(04/12 翻訳者:劉叡琳)
|