『人民日報』海外版によりますと、ヤルザンブ川とその4つの支流の流域の生態環境を守るため、チベット自治区政府は92億4000万元を投入して、大規模な汚染防止活動に取り組むということです。
ヤルザンブ川とその4つの支流の流域はチベットの経済や社会発展にとって重要な地域で、農業や牧畜業の発展が早く、工業の基盤が整い、都市部の建設が早いものの、一方で、環境汚染の試練にもさらされています。
このため、チベット自治区政府は10年間にわたる汚染防止計画を立てました。それによりますと、2010年までには、ヤルザンブ川とその4つの支流の流域にある重点都市の生活汚水の排出基準達成率を60%、工業廃水の排出基準達成率を90%に、生活ゴミの処理率を85%にする計画です。(04/11 翻訳者:劉叡琳)
|