中国の科学研究者の長年の研究によりますと、現在、青海チベット高原の平均海抜は5023メートルですが、風や雪、雨の侵食が無ければ、その海抜は3万5千メートルとなるということです。
これは、チベット自治区気象局の高揚局長がチベットのラサで行われた「世界気象デー・極地気象の地球への影響」という会議の記者会見で述べたものです。
高揚局長は、「中国科学院青海チベット高原研究所の科学者は、バングラデシュ湾で沈積した大量の土砂を発見した。これらの土砂はもともと青海チベット高原のもので、川によって、ここに流れてきた。それを計算すれば、高原の高さは海抜3万5千メートルとなる」と述べました。(翻訳:藍)
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