中国外務省の秦剛報道官は10日北京での記者会見で、6ヵ国協議の関係各方面が2月13日の合意文書の実施過程で困難にぶつかることは正常であり、核廃棄についての初歩的段階措置の実施の遅れは6ヵ国協議が失敗したことを意味しないとの考えを示しました。
席上、朝鮮が60日内にニョンピョン(寧辺)の核施設を完全に稼動停止し封印できるか?もしできなければ6ヵ国協議は失敗を意味するのかという記者の質問に答え、秦剛報道官は、「6ヵ国協議の関係各方面が、対話と交渉を通じて朝鮮半島の非核化問題を解決し、関連諸国間の関係正常化を実現し、朝鮮半島の長期的な平和を維持することは共通の認識であり、確固とした願いでもある。中国は関係各方面が、大局を重んじ、対話と協議を通じて関係各方面の利益と注目を充分に配慮し、6ヵ国協議を絶えず進展させていくよう期待している。中国側はこのためにこれからも関係各方面との意志の疎通と強調を保っていく」と述べました。
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