中国商務省の王新培報道官は、「中国の知的所有権問題や出版物市場への進出問題について、アメリカが今週、WTO・世界貿易機関に提訴することに対し、中国側は強い遺憾と不満の意を示す」と述べました。
王新培報道官は、「知的所有権への保護についての中国政府の態度は変わってはおらず、この面ではこれまで著しい成果を収めている。また、出版物市場への進出について、中米双方はこれまで良好な意思疎通と交流を行ってきた。しかし、アメリカ側がこの二つの問題についてWTOに提訴することは、双方の経済協力と貿易関係を発展させ、貿易摩擦を適切に処理することなどで両国の指導者が達した共通の認識事項に違反している。これは中米間の協力関係を損ない、双方の貿易関係に不利な影響を与えるだろう」と語りました。(04/10 翻訳者:劉叡琳)
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