2007年中国野球リーグの開幕を控え、5日、北京の国家体育総局で、記者会見が行なわれ、出席したリーグ加盟6チームの監督が今季の抱負を述べました。このうち北京を本拠地とする北京タイガースの李兵監督は「北京五輪を来年に控え、中国野球にとって、今年は大切な年。全力を尽くしてリーグ戦を戦いたい」と意気込みを語りました。
今年から、日本の企画会社が協力して、「週末に野球を楽しもう」と題するキャンペーンを実施し、中国全土への野球の普及を目指すことが発表されました。主な内容は「青少年の野球教室」「選手参加型交流イベントの開催」「試合前の子供向けイベント」等です。
リーグ戦は4月13日開幕。6月3日まで、計63試合のレギュラーシーズンを戦い、その後、プレーオフと優勝決定戦により、中国一を決めます。
中国野球リーグは2002年に発足して、今年6年目。北京、天津、上海、広東、四川、江蘇の各都市を本拠地とする6チームが2リーグに分かれて、リーグ戦を戦います。各チームはそれぞれ、巨人、中日、広島など日本の各球団と指導者、技術交流を行なうなど、日本のプロ野球との関係も年々深まっています。
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