南アジア8カ国の首脳が集まる南アジア地域協力連合(SAARC)の第14回首脳会議が3日、インドのニューデリーで開かれました。
オブザーバーとしてこの首脳会議に参加した中国の李肇星外相は「中国は平等と互恵、協力と共栄など精神に則って、南アジア地域との協力を拡大し、この地域の平和と安定を促進していく」と述べました。
李肇星外相は「中国は区域的な経済協力を推進することを一貫して重視すると同時に、南アジア地域協力連合の進展プロセスを支持してきた。また、中国をこの連合のオブザーバーとして受け入れたことに感謝している。中国側はこの連合加盟国の意思を尊重する上で、各国との交流や協力を行っていきたい」と語りました。
また、李肇星外相は中国と南アジア地域協力連合との協力について、具体的提案をしています。
|