イスラエルのオルメルト首相は1日、アラブ国家の首脳を招いて地域平和会議を開催し、中東の平和プロセスについて話し合う意向がある、と表明しました。
オルメルト首相は当日、エルサレムで、イスラエル訪問中のEU・欧州連合の輪番議長国であるドイツのメルケル首相と共同で行った記者会見で、「サウジアラビアのアブドゥラ国王を含めたアラブ国家の首脳に平和会議に参加してもらい、衝突を解消するための意見交換をしたい」と述べました。
また、アメリカの週刊誌・『タイムズ』の報道によりますと、オルメルト首相はこのほど、エルサレムで、「イスラエルとシリアの高官は『低レベル』の接触を行った。シリアと平和協議を行ってみたい」と明らかにしました。(翻訳:王小燕)
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