イギリスのベケット外相は3月31日、「イギリス軍兵士の拘束事件が『迅速かつ平和的』に解決できることを望んでいる」と述べました。一方、イランのモッタキ外相はこの日、「事件の政治化を避けるべきだ」とイギリスに警告しました。
イギリスのベケット外相はその中で、「イギリスは引き続き積極的な態度で、イランとの話し合いと交渉を推し進めていく」と述べました。しかし、モッタキ外相は、同じ日、「イギリス当局が危機の早期解決を望むなら、メディアによる攻撃を仕掛けて、事件を政治化することを避けるべきだ」と警告しました。
別の報道によりますと、EUのソラナ共通外交・安全保障上級代表は31日、イギリス軍兵士の拘束事件についてイランの関係者と初めて協議しました。この日、イラン外務省は、EUがこの事件で「偏った干渉的」な立場を取っていると非難しました。
同じ日、アメリカのブッシュ大統領は、「イランが15名のイギリス軍兵士を拘束したことは、許せない行為だ」と述べました。一方、イランのアフマディネジャド大統領は、一部の西側の国がこの事件について『傲慢』な立場を取っていると非難しました。(翻訳:周莉)
|