イギリスのいくつかのイスラム系団体が12日、共同でブレア首相宛てに書簡を送り、テロリストによるイギリスへの脅威を減らすため、政府がその外交政策を調整するよう呼びかけました。
イギリスの38のイスラム系団体や6人のイスラム系議員は、ブレア首相に宛てたこの公開書簡で、「テロリストがイギリスを襲撃する理由は、イギリスのイラク政策とレバノン・イスラエル紛争でのイギリスの立場によるものだ。イギリスの外交政策は、内外にいるイギリス公民が受ける危険性を増やしている」としています。
一方、イギリス首相官邸は、この日、「ブレア首相は帰国した後、これらイスラム系団体の代表と会談をおこなうだろう」と発表しました。(翻訳:ハルオ)
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