中国外務省の劉建超報道官は22日北京で、「ダルフール問題は非常に複雑で敏感な問題なので、国際社会は、ダルフール問題を適切に解決するため、力を合わせて協力し、スーダン政府と対話および対等な交渉を行うべきである」との考えを示しました。
これは劉建超報道官が定例記者会見で述べたものです。劉建超報道官はその中で、フランスのある政治家が中国のダルフール問題における立場を非難したことについて、「中国は一貫してスーダンの主権と領土を保全すること、対話と対等な交渉を通じてダルフール問題を解決することなどを主張している」と指摘した上で、中国の胡錦涛国家主席が今年2月にスーダンを訪問した際も、ダルフール問題について4つの見解を示したが、これらの見解はダルフール問題の早期解決に役立つものだ」と語りました。
劉建超報道官はまた、「ダルフール問題は簡単に解決できるものではない。中国政府は国際社会と共に、この問題の解決に建設的な役割を果たしていきたい」と強調しました。(翻訳:姜平)
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