日本の東京高等裁判所は13日午後、中国を侵略していた旧日本軍が遺棄した化学兵器をめぐる訴訟に対して、控訴審の判決を下し、中国人の原告が日本政府に損害賠償を求めていた訴えを退けました。原告の弁護団は判決に不服だとして、最高裁に上告することにしています。
東京高等裁判所は判決の中で、中国を侵略した旧日本軍が中国に化学兵器を遺棄したことは事実だと認めたものの、「日本政府が中国で化学兵器の調査や回収を行うことは出来なかった」ことを理由に、一審の判決を支持し、原告側の損害賠償の請求を退けたものです。(翻訳:朱丹陽)
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