日本の安倍首相とロシアのフラトコフ首相は2月28日、日本の首相官邸で会談し、エネルギーや貿易分野における両国の協力を強化することで一致しました。
会談で安倍首相は、エネルギーや、輸送、通信などの分野におけるロシアとの関係強化や日露原子力協定についての交渉開始に同意しました。また、両国間の政治対話の推進を示しました。
朝鮮の核問題について、双方は6カ国協議の枠組内で朝鮮の核廃棄を促していくことに合意し、さらに両国間の領土問題の解決は両国関係の潜在力を十分に発揮させるために重要だとの認識で一致しました。
別の報道によりますと、フラトコフ首相は安倍首相にプーチン大統領の書簡を渡したということです。プーチン大統領はその書簡の中で、「ロシアと日本は、建設的なパートナーシップの確立に向って進んでいる。両国の経済は成長段階にあり、貿易は盛んで、企業同士はプロジェクトの協力に意欲を示している。これらは両国の協力に最適な環境を作り出している」と述べています。(翻訳:董燕華)
|