
中国外務省の李肇星外相は6日、北京で行われた全国人民代表大会の記者会見で、「日本政府は歴史の事実を認め、責任のある態度で『慰安婦』問題を適切に処理すべきだ」と述べました。
この中で、李肇星外相は「今年は中日国交正常化35周年である。中日関係を発展させるこの重要な時期を逃さず、両国関係の政治基盤にかかわる原則的な問題をうまく処理し、また、改善されつつある中日関係の勢いを強固なものにするため、交流を深め、協力を強化すべきである」と強調した上で、「温家宝首相は4月に日本を公式訪問する。これは各分野における両国の協力を促す面で、重要な意義がある」と語りました。
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