中国気象局は1日、今冬は、ここ50年で2番目の"暖かい冬"となったと発表しました。
気象局の観測によると、今年の冬(2006年12月から2007年2月)、全国の平均気温は氷点下2.4度で、平年より1.9度高かったということです。特に、この2月の「暖冬傾向」は明らかで、全国平均は同期平年より3.5度高くなりました。
中国気象局の担当者によると、特に吉林省や黒龍江省など東北部で、平年より4度から6度高くなり、ここ50年で最高を記録した他、北京や上海なども、最も暖かかった1998年と並ぶ「暖冬」になったということです。
気象局では、この暖冬は地球全体の大気の温暖化に関連するものとしています。
(翻訳:朝倉)
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