中国外務省の秦剛報道官は1日、北京で開かれた記者会見で「適切に歴史問題を処理することは、中日関係が健全かつ安定して発展する鍵である。中国は日本各界の中日関係を守る人々と共に、両国関係の健全で前向きな発展を促していきたい」と改めて強調しました。

　秦剛報道官は「去年10月、中日双方は両国関係発展を妨げる障害を克服し、両国関係を健全に発展させることについて合意した。その後、中日両国の指導者は数回もの会談をした。今年4月、温家宝首相は日本を訪問する。中日関係は、改善と発展の道を踏み出した。これは、双方が共に努力した結果であり、大事にすべきだ」と述べました。（翻訳：胡徳勝）