中国外務省の秦剛報道官は27日、北京で行われた定例記者会見で、「中国は一貫して平和発展の道を堅持しており、世界の平和を維持し、共同の発展を促進する面で重要な役割を果たしている」と強調しました。
アメリカのチェイニー副大統領がこのほどシドニーで行った中国の軍備力を問題視する発言に対し、秦剛報道官は、「中国が朝鮮半島核問題で果たしている役割で明らかなとおり、中国は一貫して、大量破壊兵器とそれに関する設備の拡散に反対し、宇宙の平和利用を堅持し、宇宙空間における軍備競争に反対している。さらに、それを取締まる関連協定の締結を国際社会に働きかけている」と述べました。
秦剛報道官ははまた、「中国側は、アメリカと共に努力し、両国の首脳が達成した共通認識を実行し、対話と各分野における協力を強化し、対立を適切に処理し、中国とアメリカの建設的な協力関係を前向きに発展させていきたい」と語りました。(翻訳:洋)
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