イギリスのブレア首相は21日、議会下院で、向う数ヶ月以内に、イラクに駐留するイギリス軍を現在の7100人から5500人に減らすことを発表しました。
ブレア首相は、撤退の理由について、「イギリス軍が展開しているイラク南部バスラは、治安が回復し、イラク当局が治安に責任を持つことができるようになった」としています。
同じ日、ドイツを訪問中のアメリカのライス国務長官は、ブレア首相がイラク駐留軍の撤退を発表したことについて、「アメリカ軍を含むイラク駐留多国籍軍には影響はない」と述べました。(翻訳:鵬)