イラクの首都バグダッドを訪問中のアメリカのライス国務長官は17日、「イラク駐在のアメリカ軍とイラク安全部隊がバグダッドで展開している軍事活動は、イラクの情勢改善にきわめて重要な意義を持っている。バグダッドで実施中の新治安計画はスタートを切ったばかりで、引き続き実施、強化されていく」と語りました。
ライス国務長官はエルサレム訪問の最中に、突然、イラク訪問をしましたが、マリキ首相ら政府高官と、新治安計画の実行と目標について検討するということです。
新治安計画が始まって、17日で四日目を迎えました。今回の行動によって、ここ数日バグダッドの暴力事件の数が減少しているものの、ライス国務長官がイラク入りした当日、北部の石油生産地キルクックで、爆発物を積んだ車による爆弾事件が起き、少なくとも10人が死亡し、60人が負傷しました。(翻訳:傅穎)
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