アメリカ下院は16日、ブッシュ大統領が打ち出したイラク駐留アメリカ軍の増派計画に反対する決議を246対182の賛成多数で採択しました。
この決議案は、民主党の議員が提出したもので、「議会と国民は、イラクで戦っているアメリカ軍兵士を引き続き支援・保護する」としながらも、「2万人あまりの兵力増派というブッシュ大統領の決定には反対する」としています。
民主党議員でもあるペロシ下院議長は、この決議の採択について、「法的な拘束力がない決議だが、アメリカのイラク戦略に対して新しい方向性の始まりを意味している」と語りました。(翻訳:鵬)
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