ロシアを訪問しているポーランドのレッペル副首相は12日「ポーランド民衆の7割が、アメリカがポーランド国内にミサイル防衛システムを設置することに反対している」と語りました。
これはレッペル副首相がロシア連邦委員会のトルシン副議長と会談した際明らかにしたものです。ポーランド自衛党の党首でもあるレッペル副首相はまた「自衛党はミサイル防衛システムの設置について国民投票で決めることを要求する」と述べました。
レッペル副首相はさらに「ポーランド自衛党はほかの東ヨーロッパ諸国、特にロシアとの安定した関係を回復したい。ポーランドはイラクとアフガニスタンへの軍隊派遣に反対する。また、ポーランド国内におけるアメリカのミサイル防衛システム設置にも反対する」と語りました。
なお、アメリカは、ポーランド国内でのミサイル防衛基地やチェコ国内でのレーダー関連施設の設置について、それぞれ両国と交渉を行っています。(02/13 翻訳:殷絮)
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