中国の金人慶財務相は10日、ドイツのエッセンで取材を受けた際、中国経済の発展は、世界経済のアンバランス問題を解決するために貢献していると述べました。
金人慶財務相は招きに応じて、G7・先進7カ国の財務相と中国、インド、ブラジル、南アフリカ、ロシア、メキシコの財務相との会議に参加したものです。期間中、金人慶財務相は中央銀行にあたる中国人民銀行の周小川総裁と共に、G7と中国の財務相、中央銀行総裁会議にも出席しました。
記者のインタビューに応じた際、金人慶財務相は、「世界経済のアンバランスを招いた原因は、主要先進国内部にある経済構造の欠陥と、不合理な国際経済管理枠組みにある。この問題の抜本的な解決には、先進国のより大きな努力が求められている」と指摘しました。
さらに、金人慶財務相は、過去の一年間、中国経済の発展は好調さを保っており、これは中国経済の発展と構造の改善に、強固な物資的基礎を与えると同時に、世界経済の成長やアンバランスの解決に貢献していくにちがいないと強調しました。
(翻訳:朱丹陽)
|