中国のアモイ大学とシンガポールの南洋理工大学は10日、北京で共同研究報告書を発表し、「人民元の漸進的切り上げを保つという前提の下に、今年の中国経済は『高成長、低インフレ』という状態を'引き続き維持し、GDP・国内総生産は9.67%増加という可能性がある」と予測しています。
この報告書は、「今年の固定資産投資の伸び幅は引き続き減少し、社会商品小売総額の増加速度はほぼ去年のレベルを維持し、外貨の準備高の増加速度は小幅に向上し、価格の総レベルはほぼ安定するが、去年よりはよりやや高くなる」と見込んでいます。
また、この報告書は「中国政府は自国の経済競争力を強め、効果のある供給能力を強め、所得レベルを高めることをマクロ規制実施でのトップにおくべきだ」と提案しています。(翻訳:玉華)
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