NATO・北大西洋条約機構のデ・ホープスケッフェル事務総長は、10日、ミュンヘン安全政策会議で、「プーチン大統領がNATOの東への拡大を非難したことには失望している」と述べました。
これについて、デ・ホープスケッフル事務総長は「この発言には失望せざるを得ない。プーチン大統領の発言は、NATO・ロシア理事会の協力精神に背いている」と強調しました。
プーチン大統領は、10日、NATOの東への拡大を厳しく非難しました。その中でプーチン大統領は「NATOがドイツの東側には軍隊を配置しないと約束し、これはロシアの安全のための保証であるとロシアは思っていた。しかし、現在、NATOの軍事力はしだいにロシアに接近している。これは挑発的な意味を持っており、ロシアとNATO間の政治的な相互信頼を損なうものである」と指摘しました。(翻訳:朱丹陽)
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