NATO・北大西洋条約機構軍総司令官であるアメリカ欧州軍司令部のジェイムズ・ジョーンズ司令官は6日、アメリカ国防総省が開いた記者会見の席上、「NATOは11月からアフガニスタンの安全保障事務を全面的に担当することになる」と明らかにしました。
ジョーンズ司令官は「アフガン駐在の国際安全援助部隊の活動範囲がアフガン南部と東部に拡大され、36カ国からの2万1千人からなる国際安全援助部隊は11月から、アフガン全国の安全保障事務を担当することになる。現在、国際安全援助部隊が担当している範囲はアフガン北部と西部それに首都カブールだけだ」と述べました。
ジョーンズ司令官は「その時、アフガン駐在のアメリカ軍のうち、7000人が国際安全援助部隊に配置されことになるが、アメリカ軍は依然としてアフガンで、NATOに指揮されない反テロ部隊を保留する」と語りました。
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