8日再開した朝鮮半島の核問題を巡る六ヵ国協議では10日、中国が韓国、朝鮮、アメリカ、ロシア、日本とそれぞれ二ヵ国協議を行ったほか、中国、韓国、アメリカは三者協議を行いました。
中国代表団の秦剛報道官はこの日夜の記者会見で、「ここ両日、協議している焦点は朝鮮との経済とエネルギー協力の問題であり、各国代表団はそれぞれの主張を表明した。いまのところ、食い違いはかなりあるが、中国側は柔軟的な姿勢でこられ主張から各方面が受入れられる案をまとめていくつもりだ。中国側とその他各方面の協議は朝鮮との協力、朝鮮への援助の問題を巡って行われ、今回協議がよい結果を生むよう期待している」とのべました。
韓国代表団のチョン・ヨンウ(千英宇)団長はこの日の午後記者団に、「朝鮮半島の非核化実現の措置について朝鮮ははっきりした立場をもっていることから、各方面は朝鮮と密接に協議を行なうべきだ。いまのところ、意見の食い違いは一つや二つの問題についてだけとなり、これら問題は各関係方面の核心的地益にかかわることから、共同の認識にはまだ達していない。しかし、今回はある協議に達することができると思う。それがいつになるかは11日の交渉によって決まるかもしれない」と述べました。(翻訳:涛)
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