中国の唐家セン国務委員は22日北京で、「関係各国が朝鮮半島の核問題をめぐる六ヶ国協議の休会期間中にも、知恵を出して相互理解を図り、食い違いを適切に解決する方法を模索し、今後の協議で実質的な進展を遂げて、東北アジアの平和安定と発展に積極的に寄与していくことを期待する」と述べました。
これは唐家セン国務委員が六ヶ国協議に出席した各国代表団の団長と会談した際述べたものです。唐家セン国務委員はその中で、「2005年9月19日に採択された共同声明を全面的に実施することは各国の責任と義務であり、各国の利益にも合致する。関係する問題を解決し、東北アジアの長期的な平和を実現することは、いっぺんでできるものではなく、順次に進めていく過程を必要としており、各国は政治的な決断を行うと共に、将来に自信を持たなければならない」と指摘しました。
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