中国の中央銀行である中国人民銀行は9日、去年、第4四半期通貨政策の実施状況報告を発表し、「今後、人民元の為替レートをより柔軟性のあるものにしていく」としています。これは、中央銀行がこの政策を今年になって以来改めて強調してものだとして注目されています。
人民元の為替レートをより柔軟性のあるものにしていくことは、その変動幅を大きくしていくことですが、一部専門家は、「これは、切り上げを早める可能性がある」とみています。
この報告は、「去年、人民元の為替レートの柔軟性は強まり、世界の主要通貨の為替レートとの連動関係が一層強まってきた」としています。(翻訳:玉華)
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