汪恕誠水利相はこのほど、「中国では、去年様ざまな手段を通じて、洪水や旱魃による損失を最大限に減らした」と述べました。

　台風、豪雨、洪水、土砂崩れと旱魃などの災害により、去年、中国の農業作物の被災面積は1000万ヘクタールに達し、被災人口は1億4500万人を超え、直接の経済損失額は1270億元以上に上りました。

　汪恕誠水利相は、これについて「去年は、様ざまな措置を講じて、金額にして400億元以上もの経済作物の損失を取り戻した。旱魃対策では、関係部門が電気井戸ポンプなどを利用して、飲用水問題を一部解決した。一方、洪水や台風への対策では、住民に避難させて死傷者を減らし、災害損失額を最大限に少なくした」と述べました。(翻訳:董燕華)