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中国自動車技術研究センターは23日、自動車6車種を対象に行った衝突安全テストの結果を公表した。今回のテストには中国ブランドの車種が含まれていることから、注目を集めていた。
テストされたのは、天津一汽トヨタの「クラウン」(皇冠)、広州ホンダの「シティ」(思迪)、一汽大衆(フォルクスワーゲン)の「Sagitar」(速騰)、奇瑞汽車の「A5」、吉利汽車の「自由艦」、比亜迪(BYD)の「F3」。
結果はクラウンが47.7点でトップとなり、唯一「5ツ星」の車種と認められた。次いでSagitarが44.6点、シティが41.1で共に「4ツ星」。A5とF3がそれぞれ37.6点、34.0点で「3ツ星」とされ、自由艦は28.6点で「2ツ星」だった。
同センターは、中国の新車評価プログラム「C-NCAP」に基づいて公開衝突安全テストを実施する初の第3者機関。「C-NCAP」は、(1)フルラップ正面衝突テスト(時速50キロ以上)、(2)オフセット正面衝突テスト(自動車前面の40%を衝突させる、時速56キロ以上)、(3)側面衝突テスト(障害物を時速50キロ以上で運転席側の側面に衝突させる)の3項目からなる。(編集ID)(人民網より)
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