中国の李肇星外相は、アフリカ訪問に先立ち、31日北京で、「2007年に、中国は引き続き長期的な平和と、共同繁栄する調和の取れた世界の構築に寄与していきたい」との中国政府の立場を表明しました。
李肇星外相は記者のインタビューに答えた中で、「2006年、中国は平和的発展の道を堅持してきた。中国の互恵共栄の対外開放戦略や調和の取れた世界を構築するという主張は、国際社会から高い評価を受けている。この一年の間、中国は全方位的な対外交流と協力を行い、アメリカやロシア、日本、EUとの関係発展を全面的に推し進めた。朝鮮半島の核問題やイランの核問題など重要な国際問題と地域問題でも建設的な役割を果たした。これと同時に、中国は積極的に多角的外交に参加し、国連改革を支持し、国連及び国際的な経済組織の活動にも幅広く参加した。中国はすでに世界平和を維持し、共同発展を促す重要な力となった」と述べました。
さらに、李肇星外相は、「2007年、中国は引き続き平和、発展と協力の旗印を掲げ、独立自主の平和外交政策を堅持し、国際社会と共に、持続的な平和を保ち、共同繁栄によって、調和の取れた世界の構築により大きく寄与していきたい」との姿勢を示しました。
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