中国雲南省の関係部門によりますと、瀾滄江-メコン河流域の開発は、東南アジアの観光業に大きなビジネスチャンスをもたらしたということです。
瀾滄江-メコン河は、中国、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジアとベトナムの六ヶ国を流れる国際的な大河で、全長4880キロに及びます。この流域には魅力的な景観のほか、90あまりの民族が生活し、その歴史文化や民族習慣、宗教信仰などは、各地からの観光客を強く引き付けています。これまで、メコン河とその周辺地域へ観光に訪れた人の数は年平均7%以上の割合で増え続けています。
雲南省の航空部門と観光部門が伝えるところによりますと、メコン河上流の航路が整備された後、航行の安全性は十分に高まり、中国と東南アジアをつなぐ新しい観光ルートを切り開く上で有利な条件を提供したということです。
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