野生の動植物により大きな繁殖と生息環境を与えるため、大メコン川地域の6ヵ国は、今年から中国のシーサパンナからカンボジアのトンレサップ湖までの多様な動植物の生息する回廊作りを始めることになりました。
大メコン川地域には中国、ミャンマー、ラオス、ベトナム、タイ及びカンボジアが含まれています。この地域は多様な動植物資源に恵まれています。伝えられるところによりますと、この多様な生物が生息する回廊を作る計画は、アジア開発銀行からの支持を得て行われるものです。アジア開発銀行の責任者は、「この回廊の設置には10年ほどかかり、計画に対する初期投資額は1000万ドルであるが、計画全体が完成すると、巨額の投入が必要となる」と述べました。
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