東風ホンダ汽車公司は国家質量検験検疫総局(品質監督部門)にリコール報告を提出した。対象車は2005年3月10日~2006年12月18日に生産されたSUV(スポーツ用多目的車)の「CR-V」(中国名:思威)4万9500台。2007年1月10日からリコールを開始する。
今回リコール対象となった車両は、中国での実際の使用状況に対する考慮に欠けていることがわかった。後輪の緩衝器の余裕が不足しているために、一部の車両に後輪タイヤの内側と車体が瞬間的に接触する、車体後部が大きく下がるなどといった現象が発生している。この接触が後輪タイヤ内側をすり減らすという危険性もある。このため同社は安全性を考慮して、対象車両後輪の緩衝器の設計を変更し、無償交換することとした。(編集IA)
「人民網日本語版」より
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